芥川賞と直木賞の違いを解説!作品のオススメも公開

毎年1月と7月は「芥川賞」と「直木賞」の発表のシーズンです。

 
今回(2013年7月)の芥川賞は、タレントの「いとうせいこう」さんの
震災をテーマにした作品なんかもノミネートされて話題になっていますよね。

 
ところで、この芥川賞と直木賞に関してですが、

芥川賞と直木賞の違いや作品の特徴って知っていますか?

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芥川賞と直木賞の違い

 
芥川賞と直木賞の違いや作品は、結構曖昧になりがちなところだと思うのですが
まずザックリと、下記に図で説明します。

 

芥川賞

・純文学が対象

・新人作家が中心

・作品は読書慣れしている人向け

 

直木賞

・大衆文学が対象

・経験のある作家が中心

・作品は読書慣れしていない人も楽しめる物が多い

 
上記の様な感じです。

 
つまり、芥川賞と直木賞の違いは作品の種類や作家のキャリアであると言えます。

 
さらに、下記にそれぞれの具体的な説明や、オススメ本を紹介していきますので
読んでいくうちにさらに、芥川賞と直木賞の違いが認識できるかと思います。

 

芥川賞とは

 
芥川賞とは、正式には芥川龍之介賞といい
純文学が対象となり、主に新人作家が中心となります。

 
なので、それまで無名だった作家が芥川賞を受賞して人気作家へと成り上がるという様な
サクセスストーリーとしてマスコミに取り上げられる事も多いです。

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純文学が対象という事で、作品としてエンターテイメント性を追求したものではない為
普段読書をしない人にとっては難しく感じたり退屈に思う内容が多いかもしれません。

 

純文学って何?

さらっと書きましたが、ところで純文学とは何なのか?

これは作者の感性や価値観で、
芸術的・哲学的な内容でもって表現された文芸作品の総称です。

つまり、「読者を引き込む様なストーリー展開」や「娯楽性」
といった様な商業的価値を度外視して描かれたもので

他人を楽しませようとか一切考えず、
自分の世界を芸術的に表現して描いたもの、という事ですね。

 

芥川賞を受賞した個人的おすすめ作品

 

限りなく透明に近いブルー:村上龍

言わずと知れた作品で、表面的に見ると薬や暴力や性描写等の表現が頻出し
間違いなく賛否両論別れる作品ですね。

 
しかし、退廃的で狂気とも言える様な若者の日常を、
あくまで淡々と詩的に、ゆったりとしたテンションで描き進んでいく様子に
不思議な魅力のある独特な世界観を感じます。

 
印象的なタイトルと本の内容の間に抱く感想なんかも
個人の受け取り方でよく語られているところですね。

 


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直木賞とは

 
直木賞とは、正式には直木三十五賞といい
大衆文学が対象となり、主に中堅作家が中心となります。

 
受賞することで人気を確立する等、中堅作家からベストセラー作家への道となるケースが多いです。

 
大衆文学が対象という事で、エンターテイメント性が高く、
普段あまり読書をしない人でも面白く読みやすいと感じる内容の作品が多いです。

 

大衆文学って何?

 
純文学とは対照的に、娯楽やエンターテイメントを重視した作品で、
推理小説や歴史小説、恋愛小説等が例にあげられます。

 
純文学が、「自分の世界を表現する」
という事を前提としているのに対し、

こちらは「他人が読んで面白い内容を表現する」
という前提の作品という事ですね。

 

直木賞を受賞した個人的おすすめ作品

 

テロリストのパラソル:藤原伊織

 
ハードボイルド感が漂うミステリー作品で、
人間ドラマや謎解き要素も強く、物語にひきこまれる作品です。

 
セリフや設定など若干のツッコミ要素も感じますが
それも気にならないくらい緻密な内容とスピード感溢れる展開で
ラストに待ち受ける意外な展開まで一気に読み進んでしまいます。

 


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といった感じで、芥川賞と直木賞の違いから作品の特徴なんかを紹介しましたが
両方がごっちゃになっていた人は、芥川賞と直木賞の違い、はっきりしましたでしょうか。

 
今回の受賞作発表も待ち遠しいところですね!


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