手足口病の治療や予防法とは?子供の間で流行中につき徹底解説!

 

「手足口病」

 

という病気を知っていますか?

 

なんだか聞きなれない病気だと思う人もいるかと思いますが

これは世界的に発生が認められている病気で、毎年、初夏~夏にかけて流行します。

 

そう、まさに今の時期です!

 

今年は特に感染者が多いという事で

東京都でも警報基準を超えた事で注意が呼びかけられている事から

今回はその手足口病の治療や予防に関してなど、説明していきます!

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手足口病とは?

 

それでは、手足口病とはそもそも何なのか、それは

 

主に「コクサッキーウイルスA16」という

ウイルスが主な原因となっておこる疾患であり、

風邪及び水疱状の発疹の症状が出る病気です。

 

手足口病には潜伏期間がある

手足口病は感染してすぐに症状が現れるというものではなく

発症するまで潜伏期間として3~5日程度あり

最初のうちは気づかない事が多いです。

 

手足口病の症状

 

手足口病の症状としては、下記のとおりです。

 

・37~38度程の発熱と喉の痛み(初期症状)

・手のひら、足の裏、足の付け根、口内などに

米粒大の水疱状の発疹が発生し痛みを伴う(発症から2、3日後)

・稀に嘔吐や下痢などの症状がある

 

基本的に症状が治まるまでの期間は1週間~10日程度が目安となっています。

 

また、確率は低いですが、中枢神経系の合併症を引き起こすケースがあります。

 

特に手足口病の症状が現れずに重症となる様なケースもありますので

手足口病の治療には早期に病院へ行く事が重要です。

 

手足口病にかかりやすい人

 

手足口病にかかりやすい人としては、

役9割が乳児や幼児ですが、成人の発症もみられます。

 

さらに乳児においては、確率は低いながら中には死亡するケースもありますので

手足口病を治療するにあたって十分な注意が必要です。

 

手足口病の治療

 

手足口病の治療としては、専用の特効薬がないのが現状で

特別な治療方法もないのですが、基本的には軽い症状なので

病院にかかり、経過をしっかり見守って安静にすることが第一です。

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ただ、上述の通り合併症を引き起こす可能性も低いながらありますので

手足口病の治療にあたっては

下記の様な重度の症状がでないかどうか、特に注意する事が必要です。

 

合併症による重度の症状チェック

・高熱が出る、または熱が続く

・頭痛

・吐き気や嘔吐がある

・視線が合わない

・呼びかけに対して答えない

・息苦しく過呼吸である

・水分がとれない事で尿が出ない

・ぐったりとした状態になっている

 

上記の様な症状が出た場合、合併症を引き起こしている可能性があり

重症になる危険性もありますので、早急に病院へ行きましょう!

 

手足口病の治療時に良い食事

 

手足口病を発症し、口の中に水疱上の発疹ができている時は

痛くて食事を受け付けない事が多いです。

 

そこで、手足口病の治療時に食べやすい物を下記にまとめます。

 

・柔らかいうどんを冷まし細かく刻んだもの

・プリンやゼリー

・アイスクリーム

・冷たいスープ

 

という内容で、総じて冷ための流動食という事で

これは口内炎などの時に食べやすいものというイメージで問題ないと思います。

 

実際には口内の水疱状の発疹が出る期間は大体1~2日程度なので、

嫌がる様なら必ずしも毎回無理強いする程ではありません。

 

ただ、脱水症状を避けるため

水分だけは必ず補給しておく事が大事です。

 

手足口病の感染経路

 

手足口病の感染経路としては、下記のものがあります。

 

・接触感染

感染者の鼻や喉からの分泌物や便に触れ、口に入る等の経路

・飛沫感染

感染者のウイルスを含む咳やくしゃみを吸い込む等の経路

 

乳幼児の場合、衛生観念等がまだ発達してない事が多いため

保育園などの集団生活では特に注意が必要です。

 

また、手足口病は治療により症状が治った後でも

4週間程は便の中にウイルスが含まれているためその点も要注意ですね。

 

手足口病の予防

 

手足口病の予防としては

石鹸を使ってしっかりと手を洗う事が有効です。

 

特に子供のおむつを交換した際など、排泄物を適切に処理する事に加えて

上述の通り、手足口病は治療により症状が治った後も

4週間ほどは便の中に保菌しています。

 

あと、うっかりしやすいところですが、タオルの共用はNGです。

 

上記の事を踏まえてしかっりとした手洗いを徹底し

手足口病の予防をしていきましょう!

 

 

という事で、今の時期まさに非常に流行している

手足口病の治療や予防や対策を説明してきました。

 

やはり手足口病を予防するという観点から、感染を未然に防ぐ事が一番ですが

子供の場合など、どうしても集団生活の中で感染してしまう事もあるかと思います。

 

その際は上記内容を参考にして頂き

しっかりとした手足口病の治療を受けさせてあげる事が重要です。


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