晩産化や晩婚化や非婚化!今と昔の変化に見る対策

結婚・出産に関する事で、最近では昔と比べて事情が大分異なってきている様ですね。

 
晩産化 … 出産の平均年齢が高くなってきている

晩婚化 … 結婚の平均年齢が高くなってきている

非婚化 … 結婚しない人が増えてきている

 
等、最近では上記の様な話をよく耳にします。

確かに感覚的にはそう感じますが、実際はどうなのでしょうか。

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初婚の時代別の平均年齢は?

 
◎平均初婚年齢の推移◎

 
昭和55年 男性27.8歳、女性25.2歳

平成23年 男性30.7歳 女性29.0歳

 
上の数値を見るとわかりますが
昭和55年と平成23年、この30年程の間で

男性に関しては、約3歳
女性に関しては、約4歳

晩婚化と言われる通り結婚する年齢が上がっています。

 
これは、若い世代の雇用や経済面での不安定さ
が一番の要因ではないか、と言われており

他にも、女性の社会進出により仕事を長く続けたい
と考える人が増えた事も要因として挙げられます。

 

第1子出産の時代別の平均年齢は?

 
◎第1出産の平均年齢の推移◎

昭和55年 26.4歳
平成23年 30.1歳

子供を出産する年齢が高くなってきている晩産化に関してですが
平成23年の第1子出産の平均年齢は30.1歳となってます。

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これは、約30年前である昭和55年よりも、4歳近く上がっているという統計が出ており
特筆すべきは、30歳を超えた、という事が初めてなんだそうです。

 
晩婚化と同様に、経済面での不安定さや女性の仕事へのこだわり
などが要因になってくる事が多いかと思いますが
この晩産化に関しては不妊や流産等、複数のリスクを伴ってきます。

 

そもそも結婚をしないという人も多い非婚化の時代

 
50歳までに結婚をしないという事が条件の、
生涯未婚率を統計データから予測したところ

男性で35%、女性で27%
にも上る結果になったというデータもあります。

 
これも晩婚化・晩産化の原因と同じ、
経済面での問題や、女性の仕事へのこだわり等の要因も当然ありますが

第三の要素として、
「結婚する気がない」という意識が、昔と比較して高くなっているのではないかと思います。

 
昔は、結婚するのが当たり前、という考え方が多かったかと思いますが

現在では多様化する価値観の中で、
結婚に対する考え方が変わってきているのも当然の状況とも言えるかと思います。

 

晩産化・晩婚化・非婚化の問題の解決策

 
個人レベルの意識の点は除き、こういった状況を改善するには、第一に

特に若い世代への家族手当など経済面での雇用支援策

がより重要になってくるかと思いますし、
男性の積極的な育児参加なども解決要因として必要です。

 
それを推進する為の雇用状況の改善など、
様々な要素が問題解決の為に必要であると感じます。


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