地球温暖化は防止できる!対策と原因まとめ

 

近年の記録的な猛暑や、世界的な台風などの被害の増大

これらはたまたま起きている事なのでしょうか?

 

答えはNOです。

 

これらの主な原因は地球温暖化にあります。

 

誰しも聞いた事がある「地球温暖化」のフレーズ。

 

文字通り地球の平均気温が上昇して様々な弊害を引き起こしている現象の事ですが

地球温暖化を防止するには、原因を踏まえれば

自分たちの日常の工夫でも地球温暖化の防止対策ができますので

下記にそれぞれ説明していきます。

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地球温暖化の原因

 

地球温暖化の原因は、太陽光の熱を吸収する温室効果ガスと呼ばれる

ガスが大気中に増えすぎているためと言えます。

 

温室効果ガスとは?

温室効果ガスは二酸化炭素やフロンやメタンなどが該当します。

工場や車から排出される二酸化炭素の放出や

冷蔵庫など家電製品に含まれるフロンガスが、

不法投棄された家電製品から

大気中に放出される事で温室効果ガスは増加します。

地球温暖化を防止するため、

この温室効果ガスの削減が急務となります。

 

地球温暖化防止の為に現状を知る

 

地球温暖化により世界各地で異常気象などの問題が発生しています。

 

どれも由々しき事態と言えますが、

地球温暖化防止の対策を考える上で知っておくべき事実ですので下記に記載します。

 

オゾン層の破壊

 

オゾン層は地上から20~30km程上空にあり、太陽からの強力な紫外線を和らげ

地球に生物が存在する為に必要不可欠なものです。

 

このオゾン層を破壊する原因は温室効果ガスの排出が主なものです。

 

オゾン層が破壊されていくと、皮膚ガン・白内障・失明・免疫低下によるエイズなど

の病気にかかりやすい等、人体にとって非常に深刻な問題が発生します。

 

大気汚染

 

車の排気ガスや工場の煙などにより進行

これは二酸化炭素や窒素化合物や粒子状浮遊物質などが汚染物質となります。

 

戦後の高度経済成長により加速度的に状況が悪化しましたが

現在国による規制対策が進んでいます。

 

海面水位上昇

 

海面の推移は、20世紀に入ってから10~20cmほども上昇しています。

 

太平洋上に浮かぶ島国である、マーシャル諸島はこのままでは

将来、海に沈んでしまう可能性もあります。

 

氷河の融解

 

山岳の氷河地帯などで、1年間に10~15cm程も氷河が溶けて減っており

崩落なども含めて非常に危険な状態です。

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過去20年間では特にそれが加速して進行しています。

 

天候の異常

 

台風や大雨・洪水被害が近年になって以前より多発している事を始め

平均気温が年々上がっており、地球全体では20世紀に入ってから約0.6度上昇、

そしてなんと東京では20世紀に入って平均で約3度上がっています。

 

欧米の都市がここ50~60年の間で殆ど気温上昇していないのと比較して圧倒的に悪い数値です。

 

原因の一つとして、二酸化炭素の削減への取り組みで欧米に比べて対策不足な点が大きいです。

 

砂漠化

 

自然が原因となって砂漠化が進行という面もありますが

森林伐採や、放牧による草木の減少や

農業等における大地へのダメージ等、人間も大きく原因を作っています。

 

特に近年の中国では人口の爆発的な増加に伴い、

野菜や木材の大量消費や農業の拡大等で

それまで緑が生い茂っていた場所でも砂漠化が進んでいます。

 
 

さて、ここまで一連の事例を紹介してきましたが

これら異常気象などによる被害額に関しては、この50年間で10倍に増えました。

 

世界的にみると、90年代の被害額は

総額で約4兆8000億円という途方もない金額になっています。

 

地球温暖化防止の為の温室効果ガスの排出削減

 

地球温暖化を防止し、悪影響を避けるためには、

今後の温度上昇は2度以下に抑える必要があると言われており

2度以下に抑えるには2050年の段階で、

温室効果ガスの排出量を現在の基準年の50%に抑えなければいけません。

 

地球温暖化防止の為、京都議定書で定められた日本の温室効果ガスは

2008年~2012年の間に、1990年と比較して

マイナス6%削減というものでしたが、これは達成されました。

 

 

京都議定書とは?

地球温暖化防止の為、原因となる温室効果ガスの排出を

主に大きな要因を作っている先進国において、

1990年を基準として削減率を各国ごとに定め

2008年~2012年の間に

目標値まで削減するという事を定めたものです。

 

家庭でできる地球温暖化防止対策

 

排出される二酸化炭素のうち、工場などが含まれる「産業」からの排出は

近年の省エネ対策により微増にとどまっている一方

家庭から排出される割合は増え続けており、なんと全体の25%を占めています。

 

上述しましたが、

二酸化炭素の排出 ⇒ オゾン層破壊 ⇒ 温暖化 ⇒ 人体への悪影響

という流れで結局のところ自分達にかえってきます。

 

二酸化炭素の排出は工夫次第で少なからず減らせるものなので

日頃の生活による工夫は必要不可欠です。

 

身近にできる対策としては、

 

・冷房の設定温度を少しでも上げ、暖房は少しでも下げる。

・お風呂やシャワーなどでの節水。

・車の使用をなるべく控え、アイドリングをやめる。

・電気のコンセントをこまめに抜く。

・なるべくゴミをださない様にする。

・太陽光発電の利用

 

等があります。

 

ちなみに、少し前から話題の太陽光発電でいえば、これが何故エコかというと

火力発電などの様に石炭などの燃料を使わない為発電中に温室効果ガスを出さないからですね。

 

最近では、国の補助金なども出ることを利用して

電気代削減も兼ねて家庭での太陽光発電の取り入れも増えており

地球温暖化防止対策と相まって一石二鳥の取り組みをしている家も多くなってきてます。

 

一人でも多くの人が日常の生活で少しでも地球温暖化防止の為の対策をする事

間違いなく着実に状況は変わっていくので、

地球のため、生物の未来のために心がけていきたいですね。

 



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2件のコメント

  • あなたの内容がとてもよかった。

    • 管理人

      感想ありがとう!(*^_^*)

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