人間関係のストレス、溜まってませんか?
昨今はストレス社会と言われている事もあり
会社・学校・家庭において、上司と部下、先輩と後輩、夫と妻(^_^;)など
人間関係において発生するストレスも様々かと思います。
今回特にそういった事で悩む人に、一見とっつきづらい印象とは裏腹に、
実はわかりやすく且つ役に立つ良書である、
孔子の「論語」の中の名言を中心に紹介していきます!
ちなみに、「なんか難しそう…」と思う人もいるかもしれませんが
孔子の論語は、内容は難しいものではなく
現代でも仕事の人間関係や、さらには恋愛にまで通じる様な
人付き合いが円滑になる考え方なんかが書かれていてとても参考になりますよ(*^_^*)
孔子や論語自体をあまり知らない人も結構いると思いますので、それに関して説明もしていきます。
孔子について
中国古代の思想に興味がなくても孔子の名前は恐らく聞いた事あるかと思います。
孔子は、今からおよそ2500年前と気が遠くなる程昔の人であり
春秋時代と言われる戦乱・動乱の時代を生きた思想家であり、儒教の始祖です。
弟子の数が3500人いたというのだから驚きですね!
人への思いやりを持つ等、人間としての道徳や礼儀を尽くす
等の思想を、五常と呼ばれる「仁、義、礼、智、信」という
各項目ごとに称えられた教えです。
孔子の人生
孔子は、論語という後世にまで語り継がれまくりの書を残す事になりましたが
孔子の人生は非常に苦労が多く、
当時政治家であった立場から上記の様な信念を説きますが、
戦国時代に合う思想ではなく全く相手にされませんでした。
その後国を出て弟子達と一緒に他国の為政者に対して考えを説いて登用を乞うも、
14年もの間、他国にも受け入れられる事はありませんでした。
そんな状況でも、上記の様な道徳心や礼儀といった
現代でも深く根強いている思想を一心に説き続けてきた人です。
孔子の論語について
論語は、孔子と彼の弟子の言葉を、弟子達が編纂した儒教最高の経典であると言われていて
構成としては、全20編で約500の文章から成り立っています。
現代でもビジネスにおいて経営者や会社員の処世術としても利用されており
かつての首相や、実業家の渋沢栄一など、孔子の論語の支持者は多いです。
人生において人と関わりながら社会を渡っていく
その上での非常に有用な要素が詰まっており、
2500年の年月を経て尚、支持され続けている人間関係の真理とも言える本
それが孔子の論語という感じですね。
孔子の論語の名言
それでは、冒頭からお伝えしていた、孔子の論語の名言を6個
ピックアップして紹介していきます!
訳:自分にとって好ましくないことや嫌な事は、相手に対してもしてはいけない。
かなり基本的な事ですが、上下関係等において発生しやすい理不尽な事などあると思いますが
行いはいつか自分に返ってきます。
「人は自分を映す鏡」という考えも忘れずにいたいですね。
訳:人が自分の事を理解してくれないと気にするのではなく、
自分が人を理解していない事を気にするべきだ。
仕事でも友人関係でも恋愛関係でも言えることですね。
相手に何かを求めるのではなく、それよりもまず自分が与えるという気持ちを持てという事です。
訳:いくら何かが優秀な人であっても、
人から信用されたり信じたりできる人物でなければ価値がない。
何か秀でた能力を持っていても、
人の事を顧みる事ができず、完全に自分よがりな人は相手にされないですね。
訳:事を急いだり焦るとうまくいかない。目先の小さい利益に固執すると大成できない。
まさに急がば回れという感じですかね。
変に焦ったり目先の事ばかり考えず、広い視点を持って取り組んでいけという事です。
訳:正しい行為であるとわかりつつもそれを行わないのは勇気がないという事だ。
まさに的を射た表現ですね!場面によって勇気を持って行動するという事は必要になってきます。
訳:余計なことは言わずまず行動する。その後自分の意見を主張をするべきだ。
これができると思い切りが良くて気持ちいいですね!
ここまで、孔子の論語の紹介や名言を載せてきましたが
少しでも何かの参考になりましたか?(*^_^*)
人間の本質的な考えはいつの時代も変わらないと思いますので
上記、孔子の論語の名言は一見当たり前の事の様ですが、
人間の本質を突いた真理である言葉が多いですよね。
現在の対人関係において間違いなく通用する考え方なので、
これからの社会で生きていく上で
少なからず自分の為になる考え方だと思います!
ちなみに、より詳しく論語の名言を読みたい人は↓の本がオススメです(^-^)