突然ですが、2013年の7月22日と8月3日は
土用の丑の日です!
今年は土用の丑の日が2日あるんですね!
最近はうなぎの価格高騰などの問題もありますが
うなぎ好きにはたまらないイベントではないでしょうか(*^_^*)
ところで、誰でも今までに一度は
「土用」って何?
「丑の日」って何?
と、思った事ありますよね!
僕は最初、常々疑問でした(^_^;)
そこで、うなぎをガッツリ食うイベントの日、という事に加えて
土用の丑の日に関して、由来などから知っていき
疑問を解消していきましょう!
土用とは?
じゃあそもそも土用って何なのか?
これは、まず端的に言うと、
四立と呼ばれる
「立春・立夏・立秋・立冬」の前の約18日間の事ですが
現在、一般的に使われている、土用の牛の日に当たるのは
立秋前の約18日間の事です。
これはどういう内容なのかというと
まず、前提として
中国の「五行説」に基づき定義されています。
五行説とは、全ての物事において、
「木、火、土、金、水」に
当てはまるという考え方の事です。
そして「五行」の内容に対して、季節が割り当てられています。
つまり、わかりやすく言うとどういう事か。
下記にわかりやすい図を記載しますね。
・木 ⇒ 春
・火 ⇒ 夏
・金 ⇒ 秋
・水 ⇒ 冬
・土 ⇒ 季節の最後(四立の前)の約18日間
上記の様になっています。
なんか「土」だけ特殊な扱いっぽくなってて
こじつけ感もありますが(^_^;)
いずれにせよ、この四立の前の約18日間を
「土用」と呼び
現在使われている意味合いでは、
立秋の前の約18日間が、土用となります。
丑の日とは?
じゃあ、丑の日とは何なのか。
この丑は、12ある干支の中の「丑」の事ですが
干支といえば年によってローテーションしていく物
というイメージが強いですが
実は、月や日の間でもそのローテーションは行われます。
そこで、上述した「土用」の約18日間の範囲の中で
子、丑、寅、兎(ね、うし、とら、う)…
と数えていった時に「丑」に当たる日の事を
「土用の丑の日」
といいます。
土用の丑の日の由来
うなぎを食べて精をつける、というのは1000年も前から
生活の知恵として広く行われていたことですが
この、「土用丑の日にうなぎを食おう!」
的な試みは、いつからどういう由来で始まったのか?
気になるところなので、それも知っておきましょう!
一番有力な説は、
江戸時代に、学者である平賀源内のもとに
「夏場はうなぎが売れなくて困っている」
と、うなぎ屋さんから相談がありました。
ちなみに、土用の丑の日に夏バテ防止のため
精力のつく物を食う!という風習は
さらにずっと以前からあったので、これを利用し、
「本日、土用丑の日」
と書いた紙を、そのうなぎ屋に張り出したところ
飛ぶ様に売れる様になりました。
そして、その他のうなぎ屋さんも、次々とそれを真似した事で
すっかり現在の様な風習が定着した、という事らしいです。
ちなみに、土用の丑の日には、うなぎだけでなく
「う」のつく食べ物を食べる、という風習があり
馬の肉、うどん、梅干など、も該当します。
そういった意味でも、うなぎも「う」がつきますから
ドンピシャの発想だった、と言えますね。
といった感じで、「土用の丑の日」の意味や由来に関して
一通り説明してきました。
土用の丑の日の言葉の意味など
超絶気になる程じゃないけど、なんか疑問だなーという感じ
だったと思うのですが
そんな、歯に物が挟まった的な、気持ち悪い感じの疑問が
今回で解消できましたか?(*^_^*)
やはり、土用の丑の日は絶対うなぎが食べたい!
という人は多いと思うので、
楽天の、「うなぎランキング」で一位になった、
大評判の特大うなぎを紹介しておきます!